もろもろ
おうち探しスタッフ
映画「ギミー・デンジャー」とシアター・シエマ
先週の話ですが、ロック好きの東京の知り合いからメールが届きました。
イギー・ポップという人のいるロックンロール・バンド“ザ・ストゥージズ”の映画
「ギミー・デンジャー」が
スゴイので見るように・・というメール内容でした。(ご存知の方は少ないかもしれませんが・・)
実は、自分もあまり知らないバンドなので、どうしようかなと思っていましたが、見るべきだ!という指示が入り、しかも偶然にも佐賀の「CIEMA」シアター・シエマという映画館で上映しているという情報まで書いてきてたので、とりあえず最終日に、シブシブ行ってきました。
映画館の場所は、分かりにくかったのですがネットで調べて着きました。
上の看板というか、案内板?・・いいですね。
映画館に入ると、客席の中に豪華なソファーセットが2つあり、そこでも観覧できるようになっていました。
でもスクリーンが少し小さかったので、迫力があるように前から3番目の席に座りました。
お客さんは、若い女性が一人と、普通の女性が1人だけでした。(普通とは?)
映画の内容は・・何とも言えませんが・・・
このバンドの“ザ・ストゥージズ”、のボーカルのイギー・ポップのステージは、初めてよく見ましたが、当時としては激し過ぎではなかろうか?ピストルズよりもっと早くからこんなことやっていたのかと驚きました。ピストルズのジョン・ライドンがイギー・ポップに影響されたのでは・・と思いました。
彼は、あまり商業ベースに関係なく、真っすぐに独自の凄まじい生き方をした人だと思いましたが感想は、何とも書きにくいですね。
この映画は来年ブルーレイかDVDか、ネットで見れると思いますが・・皆さんも見られたらどうでしょうか?
↑この日の、上映される映画4本のチラシ・・一つのスクリーンで朝10時~夜8時まで、4本の映画が見れるようです・・お金と時間があればですが。
そのためか、ランチが600円ぐらいで、コーヒーなども200円ぐらいで販売してるようでした。
チラシの一番上の「サムライ先生」の上映初日の時は、幕末の時代、土佐藩の武市半平太が現代にタイムスリップするドラマということです。
薩長土肥の4カ所のみ先行公開ということで、佐賀の映画館では「シアター・シエマ」だったようです。
この映画の主役は、NHKの「女城主直虎」のお坊さん役?の市原隼人さんで、監督の渡辺一志さと二人が、1週間前の初日に舞台挨拶に来ていたとのことでした。実際には、2018年新春公開とのことでした。(行っとけばよかった・・)
映画が終わり、帰りに際に、受付の男性と話しましたが、シネコンなどの大きな映画館では見れないような映画もたくさん上映されているようで、どの映画を上映するかは、その受付の方が決めて放映権を買う?みたいなことをしていると言っておられました。
自分で、どの映画を上映するかを決める・・というのは・・・面白そうな、いい仕事ですね。
この日見た映画「ギミーデンジャー」をピックアップしてくれた・・この映画館「シアター・シエマ」には感動しました。
ゆったりした雰囲気・・昭和を感じ、リラックスできます。
・・・映画「ギミー・デンジャー」のことは、複雑すぎて後日また書きます。
このサイトに、映画に対するコメントが何人も書いてありましたが、その中に久留米出身のシーナ&ザ・ロケッツの
鮎川誠さんのコメントがありました。
さすがに気合いのはいったコメントだったので引用させていただきました。(鮎川さんは
この人です)
ちなみに、鮎川誠さんのシーナ&ロケッツを題材としたドラマ「
You may dream」が来年3月からNHKで制作・放送されるようです。
追伸、ピストルズのアルバムの曲「NO FUN」という曲ですが、この映画を見て“ザ・ストゥージズ”の曲だったということを・・・初めて知りました。 😳
自分は、知らないことがいっぱいありすぎて困ります。くたばる前になんとかせねば・・
関連
俺はローリングストーンズやブルースやイギー・ポップから学んだロックをやっている。シーナ&ロケッツでもアルバム「真空パック」でイギーの作品をカバーした。チャックベリーやエルヴィスから始まるロックの歴史の中で彼ほど刺激的なロッカーはいない。パンクロックの産みの親だ。1960年代末にデトロイトのストリートで、恐るべきガキどもがストゥージズとしてデビューすると、デヴィッド・ボウイやニューヨークドールズ、ラモーンズに大きなインスピレーションを与え、そこからセックスピストルズ、クラッシュ、ダムドなどの一大パンクロックのブームがおこった。今日も世界中でガキどものパンクロックバンドが生まれている。
イギーは音楽家を搾取するミュージックビジネスにはしっぽを振らず、ショウビジネスを戦い生き抜いてきた。そして凄いのは今もあのロックをやっていることだ。今からでも間に合うぜ。映画が日本にきてよかった。
ロックが最高にわかってるジム・ジャームッシュ監督の「ギミー・デンジャー」にはクールで気高いロックをやっているイギーがありのままに描かれている。ロックは自由だというルールを作った男の生き方とロックのやり方がリアルに熱く伝わってくる。シカゴでのブルース修業時代やロックシーンのアーティストの交流、2003年のストゥージズの再結成とその砦だったギターの相棒ロン・アッシュトンの死、そしてその後釜を引き継いだ伝説のギターヒーロー、ジェイムズ・ウイリアムソンのライブ映像など貴重なシーンも多く、ロックファンには嬉しい作品だ。
俺的には、これと、ジュリアンテンプル監督のドクター・フィールグッドの伝記「オイルシティ・コンフィデンシャル」が胸がスカッとするロックムービーのベスト2だ。
鮎川誠シーナ&ロケッツ