これは3年前の話ですが、久留米のある本屋さんに子供と行った時のことです。そこの本屋さんには喫茶コーナーがあり、ふと立ち寄りました。
そこのテーブルのまわりには、お試し本というか、おすすめの本が30冊ぐらい自由に読めるように並べてありましたが、その中に、
犬のイラストが描いてある「ある犬のおはなし」・・というタイトルの本が置いてありました。
絵本ぐらいに文字が少なく、ページ数も少かったので、暇つぶしにちょうどいいと思い読み始めました。
その本を読み終わるのに5分もかかりませんでしたが、気軽に読み始めたはずの本なのに、内容がズッシリと重く、その内容は・・
主人公の子犬が、ある家の人にペットショップで購入され、その家の家族として、幸せな時間を過ごしていました。
それから数年経ち、飼い主は、仕事が忙しくなり、その犬を手放さなければならなくなりました。
その後の犬の運命はどうなるのでしょうか・・・(本を読んでください、ぜひ)
読み終わった後、悲しくて泣きそうで、しばらく顔を上げることすらできませんでした。
(目の前には子供がマンガを読んでいて熱中してたので、気づかれずよかったです)
読まれた方も多いかとは思いますが、犬や猫を飼っている人や、飼いたい人は、ぜひお読みください。
下記のページからも、この本が読めるようです。
http://p.booklog.jp/book/92182/read
「ある犬のおはなし」の著者のkaiseiさんが、たくさんの人に知ってもらうために、手作り絵本として誰かにプレゼントできるように
PDFのデータがダウンロード出来るようにしてあります。ぜひ印刷、ミニ絵本として誰かにお渡しください。
そして、童話で、今でも思い出しますが「むくどりのゆめ」この童話は、子供が幼稚園の頃、うちの家内が読み聴かせていた童話ですが、餌を探しに行ったまま帰らぬ母を待つムクドリの子と父親鳥のお話です。
昔、子供と寝ころんで聴いていたのですが、これも話の中に入り込んでしまい・・泣けます。
ついでに、英語の勉強のために5年前ぐらいに見ていたNHKのアニメ「リトル・チャロ2」これは、生ある今を生きることを教えてくれる深いアニメでした。
このドラマに出てくる、ペンギンのムー、コロンが好きで、犬のドレッドとベルの涙の再開のシーン、チャロと、その母カノンとの分かれのシーンなど、今見ても泣ける名作です。(リトル・チャロ1、3、4は見てません)
これに登場する鷲と人間がミックスされたような生き物で、1万年生きているナムタカの言葉も重いものがありました。
●人生とは、かぎりある時間を生きることだ。有限だからこそ、一生を素晴らしく生きていける。
●成長とは生きるものだけの特権なのだ。
●命は次の世代へと受け継がれていく。それが生きるということだ。
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